レーザー加工品

多種多様な形状を実現

弊社のレーザー加工は炭酸ガスレーザー加工機で板材を切り抜く加工です。レーザー加工は太陽の光を虫眼鏡で集光し紙や木材に焼け焦げを作った原理と同じく、レーザー発振器により生成されたレーザー光（レーザービーム）をレンズで集光、1点に照射し加熱することにより材料の切断加工、穴開け、溶接、マーキングなどを行います。

マーキングについて

レーザー加工の特徴

多品種少量生産に対応

プレス加工のような専用の金型を必要としませんので、試作1個から製作が可能です。

短納期対応

金型を製作する必要がありませんので加工データ（紙図面、ｄｘｆ）、材料があれば即日加工、即日出荷も可能です。

高精度加工

材質によっては1/100ミリ単位の精度を実現することも可能です。

加工形状、微細加工が自在

プレス加工では困難な曲線形状、微細な形状加工も可能です。

パラメーター調整

ワークに応じて最適な加工条件を出力調整し、加工します。

当社のレーザー加工機の特徴

弊社のレーザー加工機は、シングルモード発振器を備え、金属部品、スチールキャビネット、パッキン、シール材など一般工業部品加工の他、非鉄材料の加工に適しておりゴム、セラミック、木材、アクリル、ガラスなどの加工にも対応しております。
また、焦点距離の短い3.75インチレンズを併用することにより、特に精度の高い微細な薄板の加工を得意としており、電子部品、各種接点、絶縁材料、ラッピングキャリアなど半導体業界、電子光学業界など幅広くご支持いただいております。

取り扱いキャリアの種類と特徴

EG（エポキシガラス）	耐熱性・電気絶縁性・耐薬品性に優れています。
SK（炭素工具鋼）	他の材質よりかやわらかく、熱処理により平坦が出やすい特徴があります。
SUS（ステンレス鋼）	BSに比べるとやわらかく、弾性があり腐食性に優れています。
BS（ブルースチール）	スチールの焼入鋼帯で、コストが一番安価となります。

加工が可能な材料

鋼材関係

めっき鋼鈑	SECC、SEHC、SGCC、SGHC、SZAC、SZAH、SPTE、CGCなど
構造用鋼板	S45C、S50C、S55C、SCM、SCr、SNCM、ハイテンなど
工具鋼	SK、SKS、SKD、SKH、SUJ、SUP
ステンレス鋼	SUS304、316、310
アルミ及びアルミニウム合金	A1050、1100、2017、2024、5052、6061、7075
銅及び銅合金	C1020、1100、2600、5111、7351
チタン及びチタン合金	TP、TAP
特殊金属	インコネル、ハステロイ

樹脂・特殊材料

プラスチックス	アクリル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ABS、ジュラコン、デルリン、ナイロン、テフロン、ベークライト、FRP
他の材料	ケイ素鋼板、パーマロイ、石英ガラス、合成ゴム

※加工可能な材料は板厚、精度の条件などにより変化しますので詳しくはお問い合わせください。